KafuwaNanjyoのご近所さん「あざま共同売店」でゲットした本。

ぼくたちの1972年 – 沖繩の少年と家族の日本復帰

“沖縄の人は、ほんとうはどう思っているのか?
多くの人が密かにそう思っていると思います。
青い海、青い空、豊かな自然、そして人情味あふれてフレンドリーな沖縄の人たちと豊かな文化。多くの人が「沖縄病」になり毎年沖縄を訪れます。
その一方で、米軍基地問題、辺野古移設問題で拳を振り上げる沖縄。「沖縄の人の前で基地や戦争の話をしてはいけない」とタブーになっています。
今から約50年前に、沖縄は米軍統治から日本に復帰しました。1972年のことです。沖縄がかつて米軍統治下のあったことは多くの人が知っていますが、それらは「沖縄の苦難の歴史」として書籍やテレビのドキュメンタリーで見るだけです。戦後の沖縄の歴史は、多くの人にとって「苦難の中で闘っている沖縄の人」の姿ではないでしょうか。
本書は、普通の沖縄の少年が小学校6年生の時に経験したことを、少年の視点、そして家族の歴史の断面として描いています。すべて少年が本当に体験し考えたことです。
この本を通して、普通の沖縄の人が何を考えて「日本復帰」を迎えたのか、そしてその後どのような生活を送ったのかを感じて、等身大の沖縄を知ってほしいと思います。”

サイトより引用



沖繩が日本復帰した1972年当時、小学生だった著者自身と家族の物語なのですが読みやすくて数時間であっという間に読んでしまいました。

1972年当時、自分は1歳だったので復帰の思い出は全くなくどちらかというと1975年の沖繩国際海洋博覧会くらいからの思い出しかありませんが、沖繩で生まれ育った自分にとって確かにそうだった!! とうなずくことも多く読んでよかった一冊になりました。

かふーわ知念のライブラリーに並んでいます。
ぜひお泊りの際一読オススメします♪